愛媛県南予と高知県西部の7市議会でつくる四国西南地域市議会議長懇談会の定期総会が14日、八幡浜市役所であった。災害対応拠点となる市庁舎の建て替えや耐震補強に対する財政支援や、子どもの医療費助成制度創設など7項目を国や県に要望することを決めた。
懇談会は八幡浜、大洲、西予、宇和島、宿毛、土佐清水、四万十の7市議会で構成。総会で会長の上田浩志・八幡浜市議会議長は「地域が抱える共通課題について意見交換し、協力関係を構築することは意義深い」と述べた。議事では、無電柱化推進に向けた法整備や、高速道路ネットワークの整備促進、出身者に対する地元雇用の促進などの要望を原案可決した。